季節と天気

日が短くなったら 夕方・夜のお散歩で気をつけること

秋から冬は、夕方のお散歩がすぐ暗くなります。日の入り前後に事故が多い理由、車から見つけてもらう工夫、暗い中の拾い食い、暗い道をこわがる子への接し方をまとめました。

夕暮れの住宅街を、光る首輪と反射材のハーネスで歩くシェルティの水彩イラスト
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この記事のポイント

  • 11月の東京は、日の入りが16時半ごろ。夕方のお散歩は薄暗い時間になります。
  • 日の入りの前後1時間は、交通事故が多い時間。
  • 明るい色の服と反射材で、飼い主さんも犬も見つけてもらう。
  • ライトで足元を照らすと、暗い中の拾い食いにも気づけます。
  • こわがる子は、明るい道と短いコースで。
飼い主さん

仕事から帰って5時に出たら、もう真っ暗で。いつもの道なのに、車がこわかったです、、、

獣医師

この時期、急に暗くなりますよね。夕方のお散歩は、見つけてもらうことと、こちらが見えること。この2つを考えると安心ですよ。

11月の東京では、日の入りは16時半ごろ。夏と同じ感覚で夕方に出ると、もう薄暗い時間です。

暗い時間のお散歩でいちばん大事なのは、車や自転車から犬と自分を見つけてもらうこと。それから、足元に何があるか、こちらからも見えるようにしておくことです。

夕暮れどきは、事故が多い時間

警察庁は、日の入りの前後1時間を薄暮時間帯と呼んで、この時間の交通事故に注意を呼びかけています。死亡事故は、日の入りと重なる17時台から19時台に多いそうです。

まだ見えると思っていても、運転している人からは見えにくくなりはじめている。夕方は、そういう時間なんです。

見つけてもらう工夫

愛知県警察の資料に、夜に車から歩行者が見える距離がのっています。黒っぽい服だと約26m、明るい服で約38m、反射材をつけると57m以上。

倍以上の差です。

これは犬も同じで、黒や茶色の子はとくに見えにくくなります。

  • 飼い主さんは、明るい色の上着か反射材
  • 犬には、光る首輪やリード、反射材のついたハーネスや服
  • 手元に小さなライト

首輪だけだと、毛の多い子は毛にかくれてしまうことがあります。体の横や背中にも光るものがあると、横から来る車にも気づいてもらいやすいです。

英国の動物病院チャリティPDSAも、日が沈んでからのお散歩には、犬に光る首輪や目立つリードを、飼い主さんにはライトと明るい服をすすめています。

道を渡るときは、横断歩道で。リードは短く持って、犬が先に飛び出さないようにしてください。

暗いと、拾い食いに気づきにくい

ライトで照らした足元のにおいをかぐシェルティの水彩イラスト
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暗い道では、犬が何かを口に入れても、なかなか気づけません。秋の夕方は、どんぐりや銀杏、落ち葉の下に隠れたものもあります。

ライトで足元を照らして、においをかいでいる場所を見る。植えこみや草むらに頭を入れたら、手元が見えるところまで近づく。

秋の拾い食いについては、散歩中にどんぐり・銀杏を食べた!で書いています。

暗い道をこわがる子

夜になると歩かない、急に立ち止まる、という子もいます。暗いと、音や影がいつもと違って感じられるのかもしれません。

明るい道や、慣れた短いコースにする。こわがったら無理に進まず、来た道を戻る。それで十分です。

夜だけでなく昼間も歩きたがらない、急に歩かなくなった、というときは、痛みなど体の理由のこともあります。散歩を嫌がる・歩かないも読んでみてください。

明るいうちに出る、という手も

いちばん簡単なのは、暗くなる前に出ることです。お休みの日は明るい時間に長めに、平日の夕方は短く。そんなふうに分けてもかまいません。

ただ、冬は日の当たらない早朝や夜がぐっと冷えます。寒さに弱い子は、時間帯を選ぶときにそこも考えてあげてください。朝と夕方のどちらがいいかは、お散歩は朝と夕方、どちらがいい?にまとめています。

わんダフルデイリーでは、ホームで時間ごとの気温や雨の予報と、いつものお散歩の時間帯のおすすめが見られます。

暗い時間のお散歩も、少しの準備でぐっと安心になります。その子が歩きやすい時間とコースを、ゆっくり見つけていってくださいね。

よくある質問

光る首輪と反射材、どちらがいいですか?

光るものは自分から目立ち、反射材は車のライトが当たったときに光ります。両方あると安心です。首輪だけだと毛にかくれる子もいるので、体の横からも見えるものがあるとよいですね。

暗い時間しかお散歩に行けません。

それでも大丈夫です。街灯のある明るい道を選んで、見つけてもらう工夫をして、慣れたコースを歩いてください。お休みの日に、明るい時間のお散歩で補うのもいいですね。

夜になると歩きたがりません。

暗いと音や影がいつもと違って感じられて、こわがる子もいます。明るい道を短く歩くところから始めてください。昼間も歩きたがらない、急に歩かなくなった、というときは体の理由のこともあるので、動物病院で相談を。

夜のお散歩は、何時までなら大丈夫ですか?

何時まで、という決まりはありません。遅い時間ほど、車から見えにくい・人通りが少ない・まわりのおうちが静かになる、が重なります。街灯のある道を選び、ライトと反射材を用意して、吠えやすい子は住宅街を短めにすると安心です。

参考にした資料

  1. 薄暮時間帯における交通事故防止警察庁(2026年10月16日確認)
  2. ライト・オン運動(夜間は明るい色の服装と反射材の着用を)愛知県警察(2026年10月16日確認)
  3. 日の出・日の入り(東京)2026年11月国立天文台 暦計算室(2026年10月16日確認)
  4. PDSA vets rank England's best winter dog walksPDSA(英国の動物病院チャリティ)(2026年10月16日確認)

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