お散歩の基本

風が強い日の犬の散歩、行く?やめる? 判断のめやすと、こわがる子との歩き方

風が強い日の犬の散歩は、傘がさせないくらいの風ならコースと時間を短くして、まっすぐ歩けないくらいの風なら家で過ごす日にして大丈夫です。行くかどうかのめやす、出かけるときの持ち方と道の選び方、風の音をこわがる子への声のかけ方をまとめました。

落ち葉が舞う川沿いの道を、長い毛を風になびかせたブルーマールのシェルティが横向きに歩く水彩イラスト
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この記事のポイント

  • 傘がさせないくらいの風なら、コースも時間も短くして行く
  • まっすぐ歩けないくらいの風、強風の注意報が出ている日は、家で過ごす日にしていい
  • 風の日は、首輪とハーネスの抜けを先に確かめる。リードは短めに
  • 看板・工事の足場・街路樹の多い道は避けて、家並みで風がさえぎられる住宅地の道へ
  • 風の音をこわがる子は、無理に歩かせない。少し出て、帰ってくるだけでもいい
飼い主さん

今日、すごく風が強いんです。こんな日も散歩って行ったほうがいいんでしょうか?

獣医師

迷いますよね。風の日は、行くか行かないかより、どこをどれくらい歩くかで考えると楽になりますよ。

風が強い日の散歩は、風の強さで分けて考えます。

傘がさせないくらいなら、短いコースで行く。風に向かってまっすぐ歩けないくらいなら、家で過ごす日にする。

迷ったら、短く行って早く帰る。それで十分です。

行くか、やめるか。風の強さのめやす

気象庁は、風の強さと、そのとき人や町に起きることを表にしています。散歩のめやすにも使えます。

  • 風に向かって歩きにくい、傘がさせない:短いコースで行く
  • 風に向かって歩けない、転ぶ人が出る:家で過ごす
  • 強風や暴風の注意報・警報が出ている:家で過ごす

天気予報の風の強さを見なくても、玄関を開けて一歩出てみればわかります。

自分が前かがみにならないと歩けない風なら、その日は無理をしなくて大丈夫ですよ。

1日散歩に行けなくても、次の日にいつもどおり行ければ問題ありません。行けない日の過ごし方は、散歩に行けない日のコラムに書いています。

風の日にいちばんこわいのは、驚いて走り出すこと

なんでだと思いますか?

風そのものより、風で起きる音や物にびっくりする子が多いんです。

看板がガタンと鳴る。ビニール袋が足もとに飛んでくる。自転車が倒れる。ふだんは平気な子でも、急な音には体が先に動いてしまいます。

だから、風の日は出かける前にこの2つだけ確かめてください。

  1. 首輪やハーネスがゆるくなっていないか。指が1〜2本入るくらいが目安
  2. リードの持ち手を手首に通して、短めに持てるか

驚いて後ずさりしたとき、ゆるい首輪はするっと抜けてしまうことがあります。

道の選び方:風の通り道を避ける

いつものコースでも、風の日は少し変えてみてください。

  • 看板・のぼり・工事の足場が多い道
  • 枝の張った街路樹の下
  • 高い建物のあいだの、風が吹き抜ける道
  • 川沿いや橋の上、広い駐車場

こうした場所は、風が強くなりやすく、物も飛んできやすいところです。

代わりに、家が並んで風がさえぎられる住宅地の道を、短く歩くのがおすすめです。いつもより短くても、においをかぐ時間をたっぷりとれば、犬は満足してくれますよ。

窓ぎわでシェルティが後ろ姿で座り、風に揺れる外の木を眺めている水彩イラスト。そばの椅子にはたたんだリードと散歩バッグ
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風の音をこわがる子は、無理に歩かせない

風の日に、玄関で足を止める。しっぽが下がる。家のほうへ引き返そうとする。

これは、こわいなあのサインです。

そんなときは引っぱらず、家の前で少しにおいをかいで帰ってくるだけにしてください。それも立派なお散歩です。

風は、1日の中でも強い時間と弱い時間があります。朝はびゅうびゅうでも、夕方には落ち着くこともよくあります。少し時間をずらして出直すのもいい方法です。

寒い季節の風は、同じ気温でも冷たく感じる

秋から冬は、風があるだけで、同じ気温でもぐっと寒く感じます。

寒さが苦手な子、毛の短い子、小さな子は、風の日だけ服を着せる、日の当たる道を選ぶ、と少し工夫してあげてください。冬の朝と夜の散歩のことは、冬の朝・夜の散歩のコラムにまとめています。

散歩のあとは、ブラッシングで毛についた葉っぱや小さなごみを落としておくと、毛玉の予防にもなりますよ。

風の弱い時間を、先に知っておく

わんダフルデイリーでは、その子のいつものお散歩の時間帯(朝・夜など)と長さを登録しておくと、気温・湿度・風と、その子の暑がり・寒がりの傾向から、お散歩しやすそうな時間をおすすめとして出します。この基本のおすすめは、無料のプランで使えます。

おすすめは目安です。出かけるかどうかは、その日の空とその子の顔を見て決めてくださいね。

風の日に無理をしなくても、犬はちゃんとわかってくれます。短いお散歩で、今日も1日おつかれさまでした。

よくある質問

風が強い日でも、犬の散歩に行ったほうがいいですか?

傘がさせないくらいの風なら、いつもより短いコースで行ってかまいません。風に向かってまっすぐ歩けないくらいの風や、強風の注意報が出ている日は、家で遊ぶ日にしても大丈夫です。1日行けなくても、次の日にいつもどおり行ければ十分です。

風の日の散歩で、いちばん気をつけることは何ですか?

物が飛んでくることと、驚いて走り出すことです。看板や工事の足場、枝の多い街路樹の下は避けて、リードは短めに持ってください。首輪やハーネスがゆるいと、驚いて後ずさりしたときに抜けてしまうことがあるので、出る前に確かめておくと安心です。

風の音をこわがって歩きません。

無理に引っぱらないでください。玄関の前や家の近くで少しにおいをかいで、すぐ帰ってくるだけでも十分です。風の弱い時間に出直すのもいい方法です。

風の弱い時間を、アプリで知ることはできますか?

わんダフルデイリーでは、その子のいつものお散歩の時間帯と長さを登録しておくと、気温・湿度・風と、その子の暑がり・寒がりの傾向から、お散歩しやすそうな時間をおすすめとして出します。おすすめは目安なので、出かけるかどうかは、その日の天気とその子の様子で決めてください。

参考にした資料

  1. 風の強さと吹き方気象庁(2026年11月3日確認)

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