子犬がお迎え2日目にご飯を食べない・吠えるときは? 2日目の過ごし方
子犬を迎えて2日目も、まだ慣らしの日。1日の流れの決め方、ごはんを食べないときと電話してほしいサイン、留守番の目安、鳴くときの対応を、獣医師の目線でまとめました。
この記事のポイント
- 2日目も、まだ慣らしの日。来客や遠出はお休みして、たくさん寝かせる。
- ごはんとトイレは、毎日同じ時間・同じ場所で。前の家と同じフードのまま。
- 少し食が細いのはよくあること。でも、食べずに元気もないときは、様子見せずに動物病院へ電話を。
- 留守番は、まだ短く。生後10週くらいまでは、1時間ほどが目安。
- 食べた量・トイレの時刻・寝た時間をメモしておくと、変化に早く気づける。
この記事は一般的な情報です。犬の体の状態は、年齢や犬種、持病などによって一頭ずつ違います。気になる症状があるときは、かかりつけの動物病院に相談してください。

なんとか初日の夜を越えました、、、。でも今日はどう過ごせばいいのか、ごはんもあまり食べてくれなくて。

最初の夜、おつかれさまでした。2日目は、ここからいつもの毎日を作っていく日なんですよ。いっしょに順番を見ていきましょう。
子犬を迎えて2日目も、まだ慣らしの日です。
遠出や来客はお休みにして、たくさん寝かせる。ごはんとトイレは、毎日同じ時間に。少し食が細いのはよくあることですが、食べないうえに元気がないときは、様子を見ずに動物病院へ電話してください。
2日目は、まだ初日の続き
初日の夜を越えると、少しほっとしますよね。
でも子犬のほうは、まだ知らない家に来て2日目。においも、音も、人の顔も、ぜんぶ覚えている最中です。
迎えてすぐの子犬は、とくに静かに過ごさせて、ストレスを増やさないようにしてあげてください。
なので2日目は、こんな日に。
- 家族の紹介は、静かに少しずつ
- 友だちや親せきを呼ぶのは、もう少し先に
- お散歩はまだ。ワクチンが終わるまでは、家の中で過ごす
- 抱っこして回るより、子犬のほうから来るのを待つ
1日の流れを、きょうから決めておく
2日目にやっておきたいのは、1日の流れを決めることです。
ごはん、トイレ、遊ぶ、寝る。この順番が毎日同じだと、子犬は次に何が起きるかがわかって、落ち着きやすくなります。
たとえば、こんな流れです。
- 朝起きたら、すぐトイレ
- ごはん → すぐトイレ
- 少し遊ぶ → トイレ → 寝る
- 起きたらトイレ(昼は、これのくり返し)
- 夕方のごはん → トイレ
- 寝る前に静かに過ごして、最後のトイレ → 寝床へ
トイレに連れて行くタイミングは、朝一番、ごはんのあと、昼寝のあと、寝る前です。食べたあと、飲んだあと、寝たあと、遊んだあとは、すぐトイレに行きたくなるんです。
子犬は、本当によく寝ます。最初は1日に18〜20時間ほど寝ます。昼間ずっと寝ていても、起きているときに元気なら大丈夫です。
ごはんを食べない2日目
迎えてすぐの数日は、緊張で食が細くなる子もいます。
まずは、前の家と同じフードを、同じ時間に、同じ場所で。最初の1〜2週間は前と同じフードを続けて、急に変えないようにします。急に変えると、おなかをこわしやすいからです。
回数も、前の家に合わせます。生後4か月くらいまでは、1日3回が理想とされています。1回の量を減らして、回数を分けるほうが食べやすい子もいます。
ただ、ここは強めに書かせてください。
小さい子犬は、食べない時間が続くと低血糖になることがあります。生後12週より小さい子や、迎えたばかりの子、体の小さい犬種で起こりやすく、ストレスや寒さがきっかけになります。
こんなときは、夜でも動物病院に電話してください。
- ごはんを食べないうえに、元気もない
- ぐったりして、呼んでも反応がにぶい
- ふるえる、ふらつく、まっすぐ歩けない
- けいれんしている
- 何度も吐く、下痢が続く
迷ったら、電話で聞くだけでいいんです。
最初の1週間の過ごし方全体は「子犬を迎えた最初の1週間」にまとめています。
2日目から留守番してもいい?
仕事の都合で、2日目から家をあける人も多いですよね。
できれば最初の数日は、長い留守番は避けたいところです。生後10週くらいまでの子犬は、トイレを1時間ほどしかがまんできないことが多いです。10〜12週で2時間ほど、3か月をすぎると月齢と同じ時間くらいが目安です。
どうしても出かけるときは、こうしておくと安心です。
- 出かける前に、トイレと少しの遊び
- 寝床とトイレのあるサークルの中で、安全に
- 家族や預け先に、昼のトイレとごはんをお願いする
- 最初は数分から。少しずつ長くしていく
鳴く、吠えるとき
2日目も、昼や夜に鳴くことがあります。
まず考えたいのは、トイレ、おなかがすいた、さみしい、の3つ。
トイレなら、すぐにトイレの場所へ。さみしくて鳴いているなら、そばで静かに声をかけて、落ち着くのを待ちます。鳴いても無視しきるのは、不安やストレスにつながることがあります。かといって、鳴くたびに抱き上げて遊ぶと、鳴けば遊んでもらえると覚えてしまいます。
夜の過ごし方は「子犬のお迎え初日の夜」で書いています。2日目の夜も、同じ順番でくり返せば大丈夫です。
家族で、ルールをそろえる
2日目に意外と大事なのが、家族のルールです。
だれがいつごはんをあげたか、トイレに行ったのは何時か。家族でばらばらだと、ごはんを2回あげてしまったり、トイレの時間がずれたりします。
- ごはんの時間と量
- トイレに連れて行く合図の言葉
- 寝床に入ったら、そっとしておく
- ソファやベッドに乗せるか
ここを最初にそろえておくと、子犬も迷いません。
食べた量とトイレを、メモしておく
2日目からは、かんたんでいいのでメモを残してみてください。
ごはんをどれくらい食べたか、トイレの時刻、よく寝ていたか。
これがあると、昨日より食べた、トイレの間隔がのびてきた、という変化がちゃんと見えます。もし体調をくずして動物病院に電話するときも、いつから食べていないかをすぐに伝えられます。
トイレの教え方そのものは、獣医師のブログの犬のトイレトレーニングガイドにまとめています。体調で気になることがあれば、迎えてから早めに受ける健康チェックのときに、かかりつけの先生にも聞いてみてくださいね。
よくある質問
2日目になっても、ごはんをあまり食べません。
新しい環境の緊張で、迎えてすぐの数日は食が細くなる子もいます。前の家と同じフードを、同じ時間に、少しずつ出してみてください。ただ、小さい子犬は食べない時間が続くと低血糖になることがあります。食べないうえに元気がない、ふるえる、ぐったりしているときは、様子を見ずに動物病院に電話してください。
2日目から、仕事で家をあけても大丈夫ですか?
できれば、最初の数日は長い留守番を避けたいところです。生後10週までの子犬は、トイレを1時間ほどしかがまんできないことが多いです。どうしても出かけるときは、短い時間から始めて、家族や預け先に昼のトイレとごはんをお願いできると安心です。
2日目の昼間、ずっと寝ています。大丈夫ですか?
子犬はよく寝ます。子犬は、最初は1日に18〜20時間ほど眠ります。起きているときに、呼ぶと反応して、ごはんを食べて、トイレもしているなら、寝てばかりでも心配しすぎなくて大丈夫です。呼んでも反応がにぶい、ぐったりしているときは別なので、動物病院に相談してください。
2日目の夜も鳴きます。いつまで続きますか?
何日で落ち着くかは、その子しだいです。毎晩同じ順番で、同じ場所で寝ていると、少しずつ鳴く時間が短くなっていく子が多いです。鳴いたら、まずトイレかどうかを確かめて、静かに寝床へ戻してください。
参考にした資料
- 子犬のお迎え当日、夜、1週間の過ごし方ロイヤルカナン(2026年11月2日確認)
- Hypoglycemia in Dogs: Signs, Symptoms, and TreatmentsAmerican Kennel Club(2026年11月2日確認)
- How Long Can You Leave a Puppy Alone?American Kennel Club(2026年11月2日確認)

