犬のお散歩に必要なもの はじめてでも迷わない持ち物リスト
リード、うんち袋、おしっこを流す水、鑑札と注射済票。はじめてのお散歩で「これだけは」という持ち物と、あると安心なもの、出かける前に確かめたいことを、ひとつずつまとめました。
この記事のポイント
- 必ず持つのは3つ。リード、うんちを持ち帰る袋、おしっこを流す水。
- 鑑札と狂犬病予防注射済票は、法律で「犬につけておく」もの。迷子のときの手がかりにもなります。
- 飲み水、タオル、反射材は、季節と時間に合わせて足せば十分です。
- 出かける前に、首輪の金具とリードの傷をさっと確認。

明日からお散歩デビューなんです。何を持っていけばいいんでしょう? あれもこれも必要な気がして、、、

わくわくしますよね。でも、かならず要るものは、実は3つだけなんですよ。
必ず持つのは、リード、うんち袋、おしっこを流す水の3つです。
そこに、法律で犬につけておくことになっている鑑札と注射済票。ここまでそろっていれば、はじめてのお散歩は出かけられます。
人が出かけるときの、お財布とスマホと鍵みたいなものだと思ってください。これさえあれば、あとはなんとかなる。タオルや飲み水は、その日の天気を見て足していけば大丈夫です。
かならず持つのは、この3つ
リード
リードは、犬と飼い主さんをつなぐ命綱です。東京都では、散歩中に犬をリードから放すことが条例で禁止されています。住んでいる地域の決まりも、一度確かめておくと安心です。
首輪にするか、胸から体をつつむハーネスにするかは、体型や引っぱり方で向き不向きがあります。どちらにしても、つけたらきつすぎず、ゆるすぎないかを確かめてください。ゆるいと、後ずさりした拍子にすぽっと抜けてしまうことがあるんです。合わせ方に迷ったら、お店の人やかかりつけの先生に見てもらうと安心です。
引っぱる力が強い子向けのハーネスを獣医師が実際に使ってみた話は、ブログのハーネスのレビューにあります。
うんちを持ち帰る袋
うんちは、かならず持ち帰ります。ビニール袋やトイレットペーパー、においが漏れにくい袋があると、帰り道も気になりません。
おしっこを流す水
おしっこは、ペットボトルなどに入れた水でその場を流すのがマナーです。
鳥取県の保健所の資料では、そもそも散歩の前に家でトイレを済ませておくこともすすめています。家のトイレで済ませられる子なら、お散歩を、歩いてにおいをかぐ時間にできますね。家でのトイレの教え方は、獣医師のブログの犬のトイレトレーニングガイドでくわしく書いています。
鑑札と注射済票は、犬につけておくもの
ここは、意外と知られていないところです。
犬を飼ったら市区町村に登録して鑑札を、毎年の狂犬病の予防注射を受けたら注射済票をもらいます。この2つは、引き出しにしまっておくものではなく、犬につけておくことが狂犬病予防法で決められています。
東京都のページでも、鑑札は迷子札の役目を果たすと案内されています。マイクロチップが入っている子も、見てすぐわかる名札があるほうが、保護してくれた人がすぐに連絡できます。
マイクロチップは、販売される犬への装着が2022年6月から義務になっています。ペットショップやブリーダーから迎えたときは、登録の情報を自分のものに変える変更登録も忘れずに。
あると安心なもの
ここからは、その日しだいで足すものです。
- 飲み水と、折りたためる器(暑い日、長めのお散歩)
- タオル(雨の日、泥はね、帰ってからの足ふき)
- おやつを少し(呼び戻しやほめるときに。あげすぎには注意)
- 反射材やライト(朝早く、夕方から夜)
- 予備のうんち袋
英国の動物病院チャリティPDSAも、水と器、うんち袋、足をふくタオル、暗い時間に見えやすい装備を持ち物にあげています。
荷物が増えてきたら、お散歩専用の小さなバッグにまとめておくのがおすすめです。「行こうか」と思ったときに、すぐ出られます。
出かける前に、30秒だけ
玄関で、これだけ見てください。
- 首輪やハーネスがゆるんでいないか、金具が外れかけていないか
- リードに傷やほつれがないか
- 鑑札と注射済票(名札)がついているか
- 暑い日は、地面を手でさわって熱すぎないか
金具やリードは、毎日使っているうちに少しずつ傷んできます。鳥取県の資料でも、留め具をこまめに点検するよう呼びかけています。切れるのは、たいてい、まさかというタイミングなんですよね。
持ち物がそろったら、あとは時間と歩き方です。どの時間帯がいいかは「お散歩は朝と夕方、どちらがいい?」で、はじめてのお散歩の長さは「はじめてのお散歩」で書いています。
よくある質問
うんち袋だけで、おしっこの水はいらないですか?
おしっこはその場に残ってしまうので、ペットボトルなどの水で流すのがマナーとされています。自治体によっては、散歩の前に家でトイレを済ませることもすすめています。
伸び縮みするリードは使ってもいいですか?
伸縮するリードは犬をコントロールしにくいので使わないで、と呼びかけている自治体もあります。人や車の多い道では、短く持てるリードのほうが安心です。
鑑札は家に置いておいてもいいですか?
鑑札と注射済票は、犬につけておくことが法律で決められています。首輪などにつけておけば、迷子になったときに飼い主さんを探す手がかりにもなりますよ。
参考にした資料
- 狂犬病に関するQ&Aについて厚生労働省(2026年10月14日確認)
- 犬の登録制度について東京都保健医療局(2026年10月14日確認)
- 犬と猫のマイクロチップ情報登録環境省(2026年10月14日確認)
- 犬に関すること江東区(2026年10月14日確認)
- 犬の散歩時のマナーを守りましょう!(PDF)鳥取県米子保健所(2026年10月14日確認)
- What to pack on a walk with the dogPDSA(英国の動物病院チャリティ)(2026年10月14日確認)